日本環境教育学会関西支部第11回研究大会・第2回日中環境教育情報交流シンポジウム
日中のパートナーシップによる環境教育
−総合的な学習をめぐって−
日本環境教育学会関西支部では、第11回関西支部研究大会を第2回日中環境教育情報交流シンポジウムとの共催で行ないました。大会テーマ「日中のパートナーシップによる環境教育−総合的な学習をめぐって−」の下で、日本と中国とのパートナーシップ、総合的学習における環境教育情報交流について討論されました。はじめに、王 宗敏 氏に中国における環境教育の総合的学習について御講演いただいたき、中国側から宋 豫秦 氏、田 徳祥 氏より中国側の環境教育の取り組みの事例報告、日本側から環境省の浅野 能昭 氏に環境政策におけるパートナーシップの取り組み、和田 武 氏に日本の大学における取り組み、本庄 眞 氏に小学校における取り組みをお話いただきました。
プログラム
9:15 受付 甲南大学10号館
受け付け
9:45 一般研究発表 プログラム
●A分科会:テーマ・総合的学習の時間 ●B分科会:テーマ・一般演題
■研究発表会場の様子
11:45 昼 食
12:45 開会挨拶・ゲスト紹介 谷口 文章 氏(関西支部長)
13:00 特別講演:「中国の小・中学校における環境教育の概要」
王
宗敏 氏(天津教育学院 院長)
■王宗敏氏
14:00 休 憩
14:20 日中環境教育情報交流第2回シンポジウム
−日本と中国における環境教育のパートナーシップ−
■シンポジウム会場の様子。
コーディネーター:谷口 文章 氏(甲南大学 教授)
シンポジスト:
田 徳祥 氏(北京大学 教授)
「中国の大学における環境教育の現状について−総合的学習の視点から−」
宋 豫秦 氏(北京大学 教授)
「私の考える砂漠化と黄沙あらし問題」
浅野 能昭 氏(環境省環境教育推進室 室長)
「日本における環境教育政策−日中のパートナーシップ」
和田 武 氏(立命館大学 教授)
「大学における副専攻『環境論コース』の教育実践−大学での総合的環境教育の試み−」
本庄 眞 氏 (香芝市立真美ヶ丘東小学校 教諭)
「日本の小学校における環境教育の総合的学習−『川と人びとのくらし』の実践から−」
【通 訳】 金 世柏 氏(中国中央教育研究所 名誉研究員)
■写真左は田徳祥氏、中央は宋
豫秦氏、右は浅野能昭氏。
■浅野氏と和田武氏、本庄眞氏、コーディネーターの谷口支部長。写真右は会場の様子。
17:50 閉会挨拶
18:00 懇 親 会(会場:甲南大学生協レストラン)
■懇親会も多数の方々にご参加いただき、おそくまで日中の交流がおこなわれました。
●開催期日:2002年11月30日(土)
●会 場:甲南大学10号館(1012、1021、1022教室)
●主 催:日本環境教育学会 関西支部
●共 催:「地球環境と世界市民」国際協会、日中環境教育情報交流協会、中日環境教育情報交流協会
●後 援:文部科学省、環境省、兵庫県、兵庫県教育委員会、神戸市、神戸市教育委員会(予定)
●お問合せ先:日本環境教育学会関西支部事務局
〒658-8501 神戸市東灘区岡本8-9-1 甲南大学文学部 谷口研究室気付
TEL・FAX:078-435-2368【直通】 E-mail:fumiaki@konan-u.ac.jp